
「 花ヲイケルウツワ - 俺のうつわ展 vol.8 - 」
9月に予定しています企画展まで約1ヶ月となりましたので、お知らせを。
「俺のうつわ展」とは、“持つ物にこだわりたい”、“カタチから入りたい”といった30代~50代の心理をくすぐるようなモノを、ふだんの生活の中にあるいくつかのシーンを想定し、そのイメージに沿って作られたうつわを「俺のうつわ」として愉しんでいただく企画展。
第8弾のテーマは「花器」
約5年半ぶり、本当に久しぶりの「花器展」です。今回は陶磁器だけでなく、硝子・流木木工の作家さん、計7名のつくり手の方々にお願いをしています。そして、今まで『俺のうつわ展』では男性の作家のみの参加でしたが、今回からは女性作家にも参加していただきます。
多様性の時代を迎えた今、「俺」という一人称の概念も、男性に限られるものではなくなってきています。また、「かわいいもの」や「かっこいいもの」といった嗜好も、性別に関係なく自由に楽しむ世の中となりました。この企画展も、こうした時代の流れに合わせて、少しずつ進化・発展させていければと考えております。
また、会期中の9/20(土) は、草月流師範の資格を持つ dandeliOn店主による『いけばなワークショップ』を開催。こちらの詳細は、別途お知らせさせていただきます。
→ 9月の『いけばなワークショップ』のお知らせ
色とりどりたくさんの草花が出回り始める秋を前に、自分好みの素敵な花器を見つけていただければと思います。
【 花ヲイケルウツワ - 俺のうつわ展 vol.8 - 】
✺参加作家✺(五十音順)
大串真司(陶磁器)
尾西宏紀(陶磁器)
神﨑美沙(硝子)
松平彩子(陶磁器)
山本たろう(陶磁器)
吉村尚子(陶磁器)
saisei(流木)
etc.
✺会期予定✺
2025.9.12[金] 〜 9.27[土]
✺営業時間✺
平日 12:00 - 19:00 土日祝 12:00 - 17:00
✺会期中の店休日✺
9/15・16・22・23
✺場所✺
dandeliOn
大阪市西区阿波座1-2-15
~~~ 参加作家の紹介 ~~~
”※”マークは、今回初めて当店でご紹介する作家
■ 大串真司 ■
有田焼の窯元「惣次郎窯」の大串真司さん。轆轤(ロクロ)技術の原点である丸物をいろいろな変化により楽しんでいただくうつわと、有田焼の特色を十分に生かした手作り手描きの伝統技術のなかにも、現代の感覚を取り入れた染付の美しさが魅力です。
→ 大串真司のインスタグラム @masashi19760530
■ 尾西宏紀 ■ ※
奈良時代、平城京の瓦など寺社仏閣の器造りの風土があり、江戸時代には郡山藩の御用窯として庇護を受け、茶陶としても名を広めた奈良の伝統的な焼き物、赤膚焼。「奈良絵」と呼ばれる素朴な絵付けが特徴です。その赤膚焼窯元のひとつ香柏窯で作陶している尾西宏紀さん。当店では今回初めてのご紹介になります。
→ 尾西宏紀のインスタグラム @onishi.h0243
■ 神﨑美沙 ■
[ SUIM GLASS ] の名で活動する、吹きガラス作家 神﨑美沙さん。素材が持つ輝きや透明感。熱が加わった時の柔らかさ。ガラスが魅せてくれる表情を引き出す作品を吹きガラスで表現しています。dandeliOnでの作品の紹介は久しぶりになります。
→ SUIM GLASS のインスタグラム @suimglass_
■ 松平彩子 ■ ※
今回初めて当店でご紹介する松平彩子さん。でも、知り合ったのはdandeliOnがオープンして1年半くらいした頃。とても優しい感じのうつわを作られており、特に花器は個人的にかなり好みです。花器展をする時は絶対にお声掛けしたいと、ずっとずっと密かに勝手に構想を練っていた作家さんです!
→ 松平彩子のインスタグラム @ayako.matsudaira
■ 山本たろう ■
京都 宇治の陶芸の里、炭山で作陶されている山本たろうさん。沖縄 北窯で修行したその作品は、「土」と「人柄」の温かみを感じるうつわです。以前に開催した個展でも、山本さんの花器、特にトルコブルーの花器は人気でしたので、今回の企画展でもお願いしています!
→山本たろうのインスタグラム @aki.kyoto
■ 吉村尚子 ■
三重県伊賀に工房を構える吉村尚子さん。"掻き落とし" や "象嵌" といった技法を用いてうつわの中に表現される「おとぎ話」のような独特な世界観。昨年の個展でもほかには無い可愛らしい花器がたくさん届きました!ので、今回も楽しみです!
→吉村尚子のインスタグラム @naomitupottery_n
■ saisei ■
岡山を拠点に流木でものづくりをしている「saisei」。dandeliOnでは、昨年の春にPOP-UPイベントを開催させていただきました。その時はドライフラワーを飾るものがメインでしたが、あれからいろいろと進化しているよう。同じカタチがひとつとしてない流木を使ったflower vase。どんなカタチのものが届くかは、届いてからのお楽しみ。
→saiseiのインスタグラム @saisei______