こんにちは、KEISUKE.です。
今回は訪ねたのは、
12月にdandeliOn初めての個展を開催する
三川内焼 玉峰窯さんです。
まずは、三川内焼の説明を少し…
三川内(みかわち)焼は長崎県佐世保市にあり、
北へ車で20分程行けば、有田焼
東に車で20分程行けば、波佐見焼
という場所で、16世紀末の豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に、朝鮮から連れて来られた陶工達に窯を焼かせたのが始まりとされています。
白磁に呉須(ごす)の青で、細やかさと濃淡を駆使した写実的な絵柄をつけた「染付」が特徴です。
↑ 素焼きしたものに呉須で絵付けしたうつわ 下書きをせずに手描きされる
そのような三川内焼の里に
玉峰窯さんは昭和26年に創業し、
現在は3代目窯元 中里峰幸さんが、手づくり手描きにこだわりながら
いまのライフスタイルにもあった和洋にふだん使い出来るうつわを作陶されています。
↑ 中里峰幸さん(玉峰窯HPより)
描かれるデザインはトラッドなものから、中里さんの人柄が窺い知れるような遊
び心のあるPOPなデザインまで様々。
クローバーの模様のなかに四つ葉をこっそり入れてみたり…
ユニオンジャックをあしらってみたり…
ペイズリー柄のお皿があったり…
伝統を守るだけはなく、
守りつつも新しい試みにチャレンジしていくことで
次の世代に伝統を引き継いでいく
三川内焼玉峰窯のうつわを
是非、この機会にご覧になってください!!
三川内焼 玉峰窯 里峰 「用美の器」展
会期:2018.12.6[thu]- 12.16[sun]※会期中 無休
場所:dandeliOn(大阪市西区靱本町1-16-19 MAISON D'ART301)
作家在廊予定日:12.7[fri]・12.8[sat]
→ next blog はじめての個展開催を終えて…
← before blog 「珈琲」をテーマにしたおススメ映画