こんにちは、KEISUKE.です。
今回は、熊本県の小代焼の窯元を訪ねました。
小代焼とは、熊本県で約400年前に始まった熊本を代表する陶器です。技術・技法としては朝鮮半島の陶磁器の流れを汲んでおり、鉄分の多い粘土を用いた素朴で力強い作風が特徴です。現在12の窯元があり、平成15年に国の『伝統的工芸品』に指定されています。
そのような小代焼の窯元のひとつ 中平(なかでら)窯さんを訪ねました。
中平窯さんでは、西川講生さんと息子さんの智成さんの2人で作陶されています。(写真は、西川智成さんです。)智成さんは、陶芸についてまだまだ未熟な私に、いつも丁寧に教えて下さり、また、とても勉強熱心で、いろいろなことを研究・チャレンジされています。
そんなお二人の人柄が表れた、素朴で逞しい小代焼は、展示場を入ってすぐの第1展示場(一番上の写真)に普段使いのうつわが並べられ、その隣の第2展示場(真ん中の写真)には、登り窯で焼いた上等品や一品ものが展示されています。
また、カウンターの横には、智成さんが製作した猿のオブジェも異彩を放っています。(一番下の写真)
展示場を出てすぐ隣には、登り窯があります。私たちの普段の生活ではお目にかかれない巨大な構造物はとても興味深く、また、窯焚きの時の話などを聞くと、まるで巨大な機械を操作するかのようにこの窯を扱っていることに感心させられます。
小代焼中平窯では、下記の日程で春の展示会が催されます。
一部商品を除き20%OFFで購入できるチャンスで、福袋販売なども予定されているとのことなので、是非、足を運んでみて下さい。
【小代焼中平窯 春の展示会】
日時
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平成30年4月7日(土)・8日(日) AM10:00~ |
場所 | 中平窯展示場 (熊本県荒尾市樺字中平1192) |
☆今回 ご紹介したつくり手☆
小代焼中平窯(しょうだいやきなかでらがま) |
住所:熊本県荒尾市樺字中平1192 |
TEL:0968-68-7326 FAX:0968-68-7153 |
HP: http://www.nakaderagama.jp |
今回ご紹介したつくり手の商品は☞ 小代焼中平窯
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