こんにちは、KEISUKE.です。
11月 dandeliOn では
「珈琲のある暮らし」というテーマで、コーヒーカップやマグカップ、コーヒーにまつわるデザインのアクセサリー等々を扱うイベントを行います。
そこで、今回は私の独断と偏見で選んだ
「珈琲」をテーマにしたおススメ映画を4タイトル
まずは、誰がなんと言おうとコレ‼︎
「 コーヒー&シガレッツ」(2005年公開)
ジム・ジャームッシュ監督好きな私が、最初に観た彼の作品。
この映画のスタイリッシュさやクールさ、この時代に敢えての全編モノクロ。このカッコ良さに打ちのめされて、以降、彼の作品を毎回楽しみに観ています‼︎
ただタバコを吸いながらコーヒーを飲み、何気ない会話を交わすシーンを捉えた11のストーリーからなるオムニバス映画。
その何気ないシーンを何故そのアングルから見せるの⁉︎みたいな、いちいちカッコ良い映画です‼︎
次に紹介するのは、「珈琲」をテーマにした映画としてはメジャーな映画なのではないでしょうか?
「バグダッド・カフェ」(1989年公開)
この映画が公開された時、私はまだ中学生でした。母親がこの映画の試写会を観に行き、帰って来た時の感想は…、
「いっちょん分からん(全く分からない)…。」
その記憶がこびりついてて、ずっとこの映画は観ていませんでしたが、20年くらい経って、微かな記憶だと、ディレクターズカット版が熊本のdenkikanで上映された時に観に行ったのを覚えています。
確かに、公開当時からすると、この映画の感想についての母親のコメントは分かる気がします。その当時の作品としては前衛的な作品だなぁと個人的には思いました。ただ、今の時代であれば、私的には「有り」だなと。むしろ、年齢的にも今はこのよな単調な作品が見やすい部分もあります。賛否両論あるかもしれませんが、観終わった時に何かほっこりするような、そんな映画だと思います。
残る2作品は邦画から。
「珈琲時光」(2004年公開)
小津安二郎監督生誕100年を記念して、小津監督をリスペクトする台湾の名匠 ホウ・シャオシェン監督が撮った作品。主演 一青窈。
小津監督に捧げる作品らしく、そのカメラワークは独特で面白い。
公開されて数年後、この映画の舞台となった喫茶店「エリカ」を訪ねようと、東京 神田神保町へ。しかし、既に「エリカ」は閉店しており、私が訪れた「エリカ」は別の喫茶店でした。マスターとお話しをすると、映画に出てきた「エリカ」と思って来店するお客さんが多いとのこと。聖地巡礼に失敗した映画としても、私の記憶に残る映画です…
最後は、
「純喫茶 磯辺」(2008年公開)
私、この頃が一番映画を観ていた時期で…
この映画、確か熊本では上映が無かったので、福岡のシネリーブル博多までわざわざ観に行ったのを覚えてます。
既に紹介した3作品と違って、ただモテたいという理由だけで喫茶店を始めた主人公(宮迫博之)とその娘(仲 里依紗)、そしてそれを取り巻く人達の人情コメディ。個人的には、麻生久美子が好きなので◎
「珈琲」って
今では、日常の生活の中にごく普通にあるもの
人によっては無くてはならないもの
だからか...
「珈琲」をテーマにした映画って
こうして一見すると
盛り上がりの無い
普通の日常を捉えた単調な作品が多いように感じます。
でも、普通の日常が
実は最もドラマチックであったり
ひとのこころを動かすような気もします。
そんな私達それぞれの日常に
「珈琲」はいつも陰ながら寄り添ってくれている気がします。
今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
「珈琲のある暮らし」@ONLINE 開催中!!( ~ 2018年12月31日迄)
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