こんにちは、KEISUKE.です。
これまでも何度かおすすめの映画をご紹介してきましたが、今回から「勝手におすすめ映画」として、独断と偏見で不定期にご紹介していきます‼︎
で、第1回は…
「 BEFORE SUNRISE 」(1995年)
ブダペストからパリに向かう列車の中で偶然出会った2人。若いアメリカ人記者 ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人のセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、ウィーンで途中下車しアメリカへの帰国便が飛び立つ翌朝までという限られた時間をウィーンの街中を歩きながらいろいろなことを語り合うラブストーリー。
「 BEFORE SUNSET 」
「 BEFORE MIDNIGHT 」
の3部作へと続く、第1作目です。
先日、インターネットラジオ fm GIGさんの番組「asayan・KeiのJoyfulFriend」に出演した際にも、この映画の話をさせていただいたのですが、
まぁ~~~~~良い映画です!!
3部作すべてを話しだすと長くなるので、第1回では「 BEFORE SUNRISE 」についてのみを、未だ観ていない方のためにネタバレすれすれくらいで語らせていただきます。
まず、私がどのくらいこの映画が好きかというと…
聖地巡礼で、ウィーンまで行ったのです!!
私が洋画の聖地巡礼をしたのは、後にも先にもこの映画だけです。
この写真の建物は、主人公 イーサン・ホーク と ヒロイン ジュリー・デルピーの2人が銅像の下で朝を迎えた広場、アルベルティーナ広場から見たウィーンオペラ座です。
このシーンね!!
そして、私はこの広場の下にあるソーセージスタンドで、ケーゼクライナーというチーズ入りソーセージを食べました~(笑)
この映画、と言うよりは、このシリーズ全般を通して言えることですが、
ほぼほぼこの2人が喋りながら歩いているだけです!!(笑)
じゃあ何が面白いのか?
それは、生まれも育ちも全く違う、性別も違うこの20代前半の2人が、その年代で考える「恋愛観」だったり、「人生観」・「価値観」を語り合っていくところだと思います。
このことは2作目・3作目でも言えることで、リアルに年を重ねたイーサン・ホークとジュリー・デルピーがそれぞれの年代で考え、悩んでいることを語りあっていく点は、観る人にすごく共感を与え映画の中に引き込んでいってくれます。
特にこの「 BEFORE SUNRISE 」は、携帯電話も無ければ統一通貨「ユーロ」もまだ無い時代。映画の中でジュリー・デルピーが言っていますが、ウィーンから数百キロ離れた先ではユーゴスラビアで紛争が続いていた時代です。
そんな時代の若者がどんな事を考えていたのか?
当然、現代の若者と何ら変わらない部分も多々あると思います。
そういう事を知り、思い出すうえでも、この映画は今も新鮮に鑑賞することが出来る映画だと思います。
と、真面目な話になってしまいましたが…(汗)
何故、私がこの映画を好きになったのか?
それは、あるシーンのある言葉がきっかけです。(ここからはちょっとネタバレ)
夜、2人が川の畔を歩いていると、酔っぱらった詩人が話かけてくる。
彼は言う。
「僕の詩で君たちの人生を彩らせてくれないか?」(的な言葉です…)
まだ出会って数時間しか経っていない2人の運命を「彩る」
この「彩る」という言葉に、私はすごく心を打たれたのです。
正確には覚えていないのですが、
私がこの映画を観たのは、おそらく社会人になってからレンタルビデオで。
その頃の私には、この「彩る」という単語は自分自身が使う言葉として持ち合わせていませんでした。だから、よりこの言葉が素敵な響きのある言葉に感じました。
そして、いつかこの言葉を何かしら自分の人生で使いたいと思いました。
それが、お店のキャッチフレーズにもなっている
「#暮らしを彩るうつわと雑貨」
というフレーズで約20年の時を経て実現しました。
私をウィーンへと導いてくれ、お店のキャッチフレーズにも影響を与えたこの映画は、ある意味において、私の人生に「彩り」を与えてくれた作品が、この「BEFORE SUNRISE」なのです。。。
上手くまとまったところで、「その2」へ続く…
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